「寝たきりにつながる“手のしびれ”」

 

   「頚椎(けいつい)症性脊髄(せきずい)症」。

       最悪の場合、寝たきりになってしまう怖い病気です。

 

       症状は、両手のしびれからはじまり、悪化すると歩行困難になります。

       その原因は、首の骨の異常が脊髄を圧迫したことです。

 

       この病気かどうか見分ける方法は

       「上を向いたときにしびれを強く感じる」というものです。

 

       【注意】急に首をそらさないでください。

        首の異常を悪化させる可能性があります。

 

 

       なお、脊髄に異常があっても、首をそらしたときにしびれが強くならない

       こともあります。

       どこの首の骨が、どのように脊髄を圧迫しているかによって、

       症状は変わってきます。

 

 

       脊髄の圧迫部分にもよりますが、頚椎に異常がある場合は、

       ほとんどのケースで、両手にしびれが出ます。

       まれに片側ということもありますし、

       しびれの強さが左右で違う場合もあります。

 

 

   頚椎症性脊髄症は整形外科、脳神経外科

     程度の軽いしびれの場合は装具などで首を固定し安定を保つ場合もあります。

     歩行障害がでるような重い症状が出た場合は、手術をする場合もあります。

 

     骨と骨の間にあるクッションの役割をしている軟骨に異常が発生し、

     軟骨が本来あるべき場所から出てしまう症状を

     「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」と言います。

     ヘルニアが脊髄を圧迫した場合も「頚椎症性脊髄症」になります。

 

 

 

 

手のしびれ全般は神経内科

   見分けがつきにくい場合は、まず神経内科で検査を受けてください。

 

 

 

手根管症候群は整形外科

   手のしびれ程度の軽い症状の場合は、炎症を抑えるために、内服薬や注射をする

   場合もあります。